· 

昨夜のラジオから

さくらFMで「金谷こうすけのJazzy Square」という番組を月1で始めて、昨夜で190回目の放送でした。

数えてみると、15年と10ヶ月になります。

(こんなに長くやってても、噛まなかった回はないんですが。。。笑)

光陰矢の如しですね。

 

さて、昨夜は、久しぶりにゲストをお呼びした放送でした。

音楽家(ピアニスト・作曲家・編曲家)「日吉直行」さん(33歳)。

この若き音楽家は、僕と音楽の方向性や活動形態が似てる、と感じた或る方がご紹介くださったのです。

お会いするのは昨夜が2回目。

同じ楽器の場合、演奏現場の仕事場で会うことはほとんど皆無なので、同じピアニスト同士でお話しするのはめちゃくちゃ嬉しいし楽しいです。

 

日吉さんと話していると「知」を感じます。

しっかりとした「知」の上に「表現力」が乗って、彼の「芸術」が創作されているのです。

この場合の「知」とは

Inteligence」ですが、彼の豊富な「Knowledge」もその構成要素の一つだと言えます。

 

僕はお弟子さんたちに「ピアノは頭で弾け」と時々言います。

 

音楽は、数学的な要素と芸術的な要素のバランスがとても大切で、芸術的な領域に突入するまでは、数学的要素の部分を習得しなければなりません。

「頭で弾く」ことができるようになって初めて「心(あるいは「身体」)で弾く」という段階に進みます。

 

僕が感じるに、日吉さんはまさにこの考え方に立脚したピアニストだと思います。

昨今のジャズミュージシャン(とりわけシンガー)にはこのような考え方を持ち実践している人はとても少ないだけに、今後、彼が大成することは目に見えています。

 

クラシックミュージックがヨーロッパで発祥し、ジャズはアメリカで生まれ(正確にはアフリカにその源流がある)、いずれにせよ我々日本人あるいはアジア人は、雅楽と邦楽、民族音楽以外は、西洋の楽器と楽典に基づいて我々は音楽を創り奏でています。

少し大胆な物言いですが、我々日本人が、クラシックを学び演奏することは「ヨーロッパ人」に、ジャズを学び演奏することは「アメリカ人」に「より近づこうとする作業」であると言う側面を持っています。

 

その観点から言うと、

少なくとも日吉さんと僕は、「アメリカ人あるいはヨーロッパ人に近づこうとする発想と作業」や、逆に、ことさら「日本人・アジア人を前面に立てる発想と作業」はしていませんし、持ち合わせていません。

 

ええ格好ではなく、

地球上のエリアを超えた「音楽」、より抽象的な「芸術」を求めていると言うことができます。

 

今日のブログの内容については、読者のみなさんの経験などによって、同意と異議の両方あると思いますが、それは当然であることが前提で書いていますので、戯言程度にお読みいただければと思います。

 

いつか日吉直行さんとコンサートをしようと思います。

かつて師と仰いだ「深町純」さんとグランドピアノ2台でコンサートをしたことがあります。

(軽~く往なされました。寄り切りではなく、体をかわされてコケた感じだったなー!笑)

 

若くて知力と体力のある彼に遊んでもらいますー。笑

 

また、当ホームページでは近々、「対談シリーズ」を開始する予定ですが、その一人目は、日吉さんでいこうと思っています。(二人目も、心の中では決めていますが内緒です。笑)

 

久しぶりのブログをお読みいただきましてありがとうございました!

コメントいただければ幸いです。